どーも作業療法士のジュゴンです!
今回は高校3年生で進路を専門学校に選択するなら、適職診断をしようという記事について書いていきます。
高校3年生になると将来どんな事がしたいのか、今までは漠然と学校に通っていたのに急に選択をする必要性が出てきます。その中で親に言われたなどの理由で進路を選ぶと、こんなはずじゃなかったと途中で退学してしまったり、時間や労力が勿体無い事になります。
そもそも作業療法士である私は人には得手・不得手があると思うので、無理して大変なところで頑張らなくても、あなたには良いところがいっぱいあるよ!そこをもっと使おうよ!とそんなマインドが強いです。
そこで自分がどんな仕事が合っているのかを検査する方法が、適職診断になります。
適職診断を受ける理由は、ミスマッチを防ぐため!
作業療法士になろうと思ったけど、実習が辛くて挫折してしまう。勉強がこんなに忙しいなんて聞いていない。給料は結局それだけしかもらえないの?もっと他の大学生の友達みたいに遊びたかった。そもそも人にあんまり興味ないし、関わりたいとも思わない。
そんなミスマッチがたくさん起こります。
ミスマッチが起こりやすい状況について
保護者の方が医療従事者で子供達にもその安定性を勧めすぎて、本人の納得がないまま入学する。
本人が今まで自分で考えて、選択して、決定して、行動する機会が少なかった。
発達・精神障害の気質があり、自分を俯瞰する(客観的にみる)力が乏しい。
少子化している状態でも養成校が乱立して定員割れを起こしており、どこも学生募集のための基準を下げている
小中高で仕事というもの実際にする機会が少なく、将来についてイメージが乏しい。
適職診断について
適職診断の種類
職業適性検査には職業の効率性や得意な作業を見る検査(GATB)、どの仕事にどれぐらい興味があるのかなどをチェックする検査(VPI)、その仕事にどれぐらい向いているのか準備状態をチェックする検査(VRT)などがあります。
適職診断はどこで受けられる?
最寄りのハローワークなどで受ける事が出来ます。また高校によっては進路指導の一環としてそのような取り組みをしているところもあるので、進路指導室に一度確認してみることをおすすめします。
診断を受けたら、その仕事が見える形でアルバイトしてみよう!
診断後にはその職種が働いていることが身近で見えるところでおアルバイトをしてみよう。病院であれば助手や清掃員など、資格がなくても働くことができる場所はあります。また職業体験などを実施しているところもあるので、まずはオープンキャンパスではなく実際の働いている病院や施設などで行われる職業体験会に参加することで、よりリアルな仕事感を養えます。
まとめ
今回は、専門学校に入学する前に適職診断をしようという記事を書きました。
ミスマッチが減り、それぞれが自分のやりたいと思ったことに全力で取り組めることが、社会全体が活気に溢れる事につながると思います!良い人生の選択を!