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【攻略】現役認定作業療法士が教える、認定作業療法士取得までのロードマップ

仕事

今日誕生日の人おめでとう!

どーも!作業療法士のジュゴンです!

この記事では認定作業療法士を取得するために、どのようにしていけば良いのかについてロードマップを紹介します。

そもそも認定作業療法士って取得する意味あるのかな、なんか色々と研修受けなきゃいけないと大変なんじゃない?と思いますよね。

なぜ認定作業療法士が優遇されるのか、どういうふうに研修を進めていけばいいかを解決するのがロードマップです。

このロードマップを元に、認定作業療法士を取得してキャリアアップしてください。

認定作業療法士について

認定作業療法士は作業療法士について必要な幅広い知識(ジェネラリスト)を持っている作業療法士として、日本作業療法士協会が認定する資格になります。

例えば世界作業療法士連盟(WFOT)が認定する養成校になるためには、認定作業療法士が一人いることが必要となります。

一般的な病院で勤務する作業療法士が多く貰えて500〜600万円と言われていますが、

教員や大学の教授レベルになると1000万円に近づいていくと言われています。その為に将来たくさんお金を稼ぎたいという人は合わせて研究や研修会への参加を通して業績をアップしていく必要性があります。

看護師や医師はそのような認定資格が診療報酬にも反映されていますが、作業療法士はまだありません。しかし、今後はそのような点についても反映され、作業療法士の差別化が図られていくと思います。

日本作業療法士協会ホームページより

ステップ1 1年目で現職者研修をクリアし、全国と県学会へ参加する

現職者基礎研修について

全てで10講義ありますが、その中の8講義についてはオンデマンド視聴で可能となります。土日に忙しかい人や、研修自体も年に1回しか開催されないという事がありますので、その場合にはオンデマンドでの研修会参加をすると、隙間時間に行う事ができるので、オススメです。

こちらの医療福祉eチャンネルから視聴できます。

残りの2つは事例報告・事例検討となります。

県士会レベルで実施しているので、そこで発表するのをオススメします。

認定作業療法士から添削を受けたいなどの希望があればコメントまでお知らせください。

 

現職者選択研修について

こちらはMTDLP(生活機能向上マネジメント)が必須と、それ以外の4領域(身障・精神・老年・発達)の中から1分野を選んで受講し、合計2分野を専攻する必要があります。

基礎研修ポイントについて

現職者研修終了時点で50ポイントが必要となります。基礎研修が終了すると20ポイントが付与されるので、残り30ポイントは自身の興味のある分野で地元で開催される無料の研修などもあるので、参加すると良いと思います。その中でも日本作業療法学会に参加すると多くのポイントがもらえるので、そちらへの参加もお勧めします。特に認定作業療法士を目指す中で事例報告をするのが大変になるので、そこの代わりの方法として学会での発表があります、それをイメージする為にも全国学会や県の作業療法学会に参加することをオススメします。

ステップ2 2〜4年目は認定研修と研究・事例報告を行う!

認定作業療法士基礎研修について

こちらでは臨床実習指導者講習会・研究法・管理運営の3つの研修への参加が必要となります。

臨床実習指導者講習会は県単位でも行われるようになっておりますし、主催によっては無料のところもありますので、そちらに参加すると研修費用が削減できます。4年の経験が必要になりますので、それまでは他の事を勧めると良いでしょう。

研究法については、大学院を履修していると免除されます。2〜4年目でどうせ将来行くのであれば大学院に進学することも検討してはどうでしょうか。通信制で研究フィールドを持ちながらやるのはエネルギーが必要になりますが、かなり成長できると思います。また病院などでも研究に対して熱心に教えてくれる就職先は少ない印象がありますので、それらについても大学院ではそれらを専門に指導しておりますので、そこで研究についてどう進めて良いかがわからないということが、解消されます。

管理運営についても最近ではZoom開催のものも増えましたので、早めに取得しておくと良いと思います。

認定作業療法士選択研修について

こちらも基礎研修の時と同じよう4領域(身障・精神・老年・発達)の中から2分野、2日間の研修へ参加する必要性があります。

事例報告制度について

事例報告は3つを報告する必要性がありますが、その中でも2事例までは全国学会などで読みかえをすることができます。事例報告制度よりも、そちらの方がハードルが低い印象がありますので、まずは1年目で学会のイメージを掴み、2〜3年目で研究して発表を行えると良いと思います。最初から口述発表が難しければ、ポスター発表などもありますのでそちらからチャレンジするのも一つです。

まとめ

今回は認定作業療法士取得までのロードマップについて紹介しました。恐らく皆さんの卒業した養成校にも認定作業療法士さんがいると思いますので、実際にどうやって取得していったのか聞いてみることでよりイメージが膨らむと思います。将来のキャリアアップの為にコツコツと頑張りましょう!

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