今日誕生日の人おめでとう!
どーも医療系資格保有者ジュゴンです。
今回はキングコングに西野亮廣が作った絵本が漫画化した、えんとつ町のプペルの映画を見たので、その見どころを紹介していきたいと思います。
気になってるんだけど、まだ見ていない。
努力しようとすると、周囲に無理だと言われて諦めてしまったことがある。
今、学校や職場で一人ぼっちで戦っている気がする。
そんな人に見てほしい映画です。
あらすじ(公式HPから引用)
厚い煙に覆われた“えんとつ町”。煙の向こうに“星”があるなんて誰も想像すらしなかった。一年前、この町でただ一人、紙芝居に託して“星”を語っていたブルーノが突然消えてしまい、人々は海の怪物に食べられてしまったと噂した。ブルーノの息子・ルビッチは、学校を辞めてえんとつ掃除屋として家計を助ける。しかしその後も父の教えを守り“星”を信じ続けていたルビッチは町のみんなに嘘つきと後ろ指をさされ、ひとりぼっちになってしまう。そしてハロウィンの夜、彼の前に奇跡が起きた。ゴミから生まれたゴミ人間・プペルが現れ、のけもの同士、二人は友達となる。そんなある日、巨大なゴミの怪物が海から浮かび上がる。それは父の紙芝居に出てきた、閉ざされたこの世界には存在しないはずの“船”だった。父の話に確信を得たルビッチは、プペルと「星を見つけに行こう」と決意する。しかしこの町の治安を守る異端審問官が二人の計画を阻止するために立ちはだかる。それでも父を信じて、互いを信じあって飛び出した二人が、大冒険の先に見た、えんとつ町に隠された驚きの秘密とは?
知らず知らずの足の引っ張り合いとその解決策を気づかせてくれる
認知科学者の苫米地英人さんは、人にはコンフォート(心地よい)ゾーンがあるとしている。
簡単に説明すればぬるま湯とでも表現すると良いだろうか。
茹でガエルの話にあるように、
最初から熱いお湯にカエルを入れると熱くて飛び出してしまう。
しかし、最初は心地よい温度で徐々に温度を上げていくとカエルは逃げずに、そのまま茹でられてしまう。
この心地よい部分をコンフォートゾーンと呼び、それを維持する力がホメオスタシス(恒常性機能)である。
人間の本能的な部分であるため、非常に強力な力を持っている。
そして私たちが夢に向かって取り組もうとするときに、今までの心地よい自分がサイレンを鳴らす。
そんなに頑張ったら大変じゃない?
今までそんなことやったことないからきっと無理だよ。
そうやって元の状態に戻ってしまう。それが自分自身の足を引っ張ることになる。
家族や友人でもどうだろうか。
心配しすぎる過保護な母親は、何か努力しようとするといつもと違う子供に、ストップをかけてしまわないだろうか。
友人は今まで遊んでいた仲間が一人で成長してしまう気がして、今までのバカをやれなくなるかもしれないと思って、あえて冷たくする自分自身が弱くなるなどして友人の成長を邪魔していないだろうか。
決してあなたを母親として、友人として、批判しているのではない。
誰にでもあり得ることなのだ。
この映画で町のみんなをコンフォートゾーンから抜け出させる鍵はなんだったのか。
そう。「星を見つけに行こう」そのたった一つで壮大なビジョンと行動である。
空気を読むことが本当に大事なのか考えさせられる
煙のまちは空気が汚れている。そのために主人公の母親は常に咳をしている。
かつては市民を守るために始めた煙であったが、
現在では不安・心配という名から煙に包んで、本当の世界を隠している。
目的と手段が数代の世代交代、人を介すことによって変わっていってしまった。
そのことに気づきながらも空気を読んで、伝統にしがみつき変化をしようとしない。
主人公に対して学校の友人が空気を読めと言った。
その時に、汚れた空気を読むことになんの価値もない。
そう感じた。
そして、その空気を読んで自分を押し殺している自分がいるなら。
最初は誰かのフォロワーでもいい。
一緒に夢を追いかけると、きっとあなたの本当の夢が見えてくる。
さいごに
元々はハロウィンの翌日にゴミ拾いをする活動から始まり、それが絵本になった。
絵本独特のお父さんのセリフにはリズムのいい節がたくさん用いられています。
だから頭にたくさん残ります。
えんとつ町はモックモク。煙を上げてモックモク。など聴覚をとても刺激されます。
でも一番この映画を見ようと思わせてくれたのは、主題歌えんとつ町のプペルを歌っているロザリーナさんの歌声です。
そして、この曲でDUB音人間を作ったRED SPIDERにRESPECT!