今日誕生日の人おめでとう!
どーも作業療法士ジュゴンです。
今回は学力向上の為には、活字を読む習慣が重要だけど、中学生・高校生で新聞読めって言われたり、本読めって言われても無理だぜ。と思っている人に対して、完結しているマンガを読むことによって、その下地が作られるということについて紹介していきます。
学習能力は読書速度に比例する
この図は新日本速読研究会が出している図になります。
この図が現しているのは1分間で読める文字数が多いほど、知識量が増加していくということです。
齋藤孝(明治大学教授)は『本は知識で読んでいる』と著書(大人のための読書の全技術)で述べています。
私は読書を始めた時は細かく文字を読んでいるが、徐々にそれらが文章として読めるようになり、その意味を他で学習した前提知識と結びつけて考えるようになるとかなり学習効果が高まってくると考えています。
アップルの創業者であるスティーブ・ジョブスも最初は点と点だった様々な知識が、ある時に線となるということを説明しています。カリグラフィ(文字の形)を大学時代に講義されたものが、Macのフォントなどに活用されているのです。
初めの読書は漫画でもOK
しかし、分厚い本や新聞などを読むことは最初は抵抗があると思います。
そのような時にはすでに完結している漫画を読むことがオススメです。
その際にも、電子書籍ではなく実際の漫画でめくる動作も含めて行えるようになることが重要なので、BOOKOFFなどで購入することをオススメします。
私自身は中学生・高校生の時に漫画を読むことですら苦手で、友達が漫画に没頭している間ずっと暇してた覚えがあります。小学生時代は近くの喫茶店に家族でモーニングを食べに行った時にジャンプを読みますが、それもこち亀が関の山で、毎週行っているわけではないので、エピソードが繋がりません。
そのため、長時間の読書をしたり、様々な伏線が張り巡らされた物語を読めませんでした。
しかし、専門学生になった際に、学校にあった浦沢直樹の20世紀少年を全巻読破した際に、本というものを読めるようになり、それからは漫画喫茶にも行けるようになりました。
読書慣れするのにオススメの漫画について
①すでに完結していて一気見出来るもの
②長すぎずに終わるもの(20世紀少年の場合は24巻完結)
例を挙げると
・バクマン(全20巻)
・彼方のアストラ(全5巻)
・食戟のソーマ(全36巻)
・モンキーターン(全18巻)
・東京卍リベンジャーズ(全31巻)
・モンキピーク(全12巻)
・ガンニバル(全13巻)
などでしょうか。
①の完結については、完結していないものは発行までに待ち時間があるので、漫画を使って本を読むことに慣れるには、少し時間が足りません。
②長すぎる長編作は読み終わるのが難しく、読み終わらないと終わったという達成感がない事や、伏線を覚えていてそれらが回収されるドキドキワクワク、なるほどという楽しさを十分に味わうことができません。
次のステップは図解シリーズ
マンガが読めるようになった人は、次のシリーズとしては図解シリーズをオススメします。
私の場合はその時に流行っていたり、自分が知りたいものが図解になっているものから徐々に読んでいきました。
最初はドラッカーのマネジメント、ロジカルシンキングなどからでした。
子供向けや中高生向けに書かれていると思うものについても、専門用語だらけでちんぷんかんぷんで家の隅で埃をかぶるよりも、わかりやすく初歩が出しやすいことの方が重要だと考えています。
それよりもなんとなく知っている事を、しっかりと生活の中で使うという作業のほうが最終的に知識を活用する上では重要です。
オススメ番外編 短編小説
そのようにビジネス書や自己啓発本を多く読んでいた私に対して、本好きの友人が乙一の(Zoo)を紹介してくれました。映画Sawが好きだという話から、この本を紹介してくれることになったのですが、今まで小説を読んだことがなかった私ですが、グロテスクで伏線があり非常に面白い!
ということでそれ以外の乙一作品も色々と読んでいました。
乙一好きな方いたら、それ以外の作者さんでもオススメだよという小説をコメントで教えてください。
そのように少しずつ本を読む事ができるようになっていきます。
さいごに
今回は中高生向けに活字になれる方法として、漫画の紹介をしていきました。
なぜ私がそこまで活字にこだわるかというと、社会に出て多くの情報は活字によって得られます。
また最先端の情報はほとんどが英語です。
その為、本が苦手だから読まないという人は多くの機会を喪失することに繋がります。
テレビから得られる情報は受動的で浅く広く入ってくることに対して、読書は自らで情報を取りに行き、情報を深掘りすることに繋がります。
目まぐるしく変わる社会情勢、より良い情報を得て次の作戦を練ることが重要になります。
その為に、まずはマンガからスタートしても決して遅くはありませんよ。