今日誕生日の人おめでとう!
どーも!宗教のいいとこ取りをしていきたい。作業療法士のジュゴンです!
今回はキリスト教よりも古くからあったと言われる宗教、ユダヤ教の人々が生きる知恵として、様々な賢人(ラビ)があぁでもない、こうでもないとたくさんの素敵な言葉を書き記したタルムードについてジュゴンが良いなと思った言葉を紹介します。
あぁあの時こうしていればよかったなと過去の出来事に悩んでしまう
お金や性について汚いと教えられたけど、生理的にあるものだし、生きていく上では必要だし、本当かなぁ。
という悩みを持つ人にぜひ読んでほしい記事です。
結論!お金にも性にも綺麗も汚いもない。しかし、バランス(中庸)が大切。過去は過去、今日はまた新しい自分が生まれると思って過ごす。
この記事は以下の本を参考に書いてあります。
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それでは詳しく解説していきましょう!
ユダヤ教の起源について
ユダヤ教は、旧約聖書に記されているイスラエルの神話、伝承、教えを基盤としています。アブラハム、イサク、ヤコブといった祖先や、モーセによる十戒の授与、エクソダス(出エジプト記)などが、ユダヤ教の根幹をなす重要な要素です。
ユダヤ教の信仰
ユダヤ教の信仰は、一神教であり、唯一の神であるヤハウェ(ユダヤ教では「アドナイ」とも呼ばれる)を信仰します。ユダヤ教の信者は、トーラー(律法)、タルムード、その他の聖典に記された神の教えを守ることが求められます。
世界のユダヤ人の数と著名なユダヤ人
今日では1400万人と言われ、世界人口の0.1%となる。
ユダヤ人で有名な人といえば、キリスト、マルクス、アインシュタイン、フロイト、ロスチャイルド、ロイター、シトロエン、ドラッカー、スティーブン・スピルバーグなどが挙げられる。
オススメのユダヤ人の格言
毎日、今日があなたの最後の日だと思え。毎日、今日があなたの最初の日だと思え。
未来を変えるには、この一瞬を大切に過ごすことが重要。先ほど未来だと思った事が今は既に過去になっている。だからこそ、過去や未来に自分の今この瞬間を見出されてはいけない。
この言葉だけでも、マインドフルネスにも通ずる言葉だと感じられる。
目には目、歯には歯。
やられたらやり返せという言葉で広く浸透していると感じますし、この本を読むまではそうだと思っていましたが、この意味は相手に対して過度な補償を求めてはいけないことを表現しています。
また補償をしたのであれば、その罪はその人から消えてなくなるという意味を含んでいます。
また罪に対しては罪を憎んで、人を憎まず。毎日新しいことが起こる。これは神の贈り物である。人間も毎日生まれ変わる。だからあきらめてはならない。何か失敗しても自分も他人もどれだけでもやり直す機会があります。また新しい1日がスタートするので、その度に生まれ変わればいい。
金銭は機会を提供する
金銭は悪いものでも良いものでもない。金があったほうが何かにチャレンジする際の機会が増える。ただじゃあ貧乏が良いというと、そうでは無いという言葉が多く書かれています。
金はパワーを持っているので、知恵がなければ破滅するという様にも書いてある。しかし、だからこそ物質を綺麗や汚いというのではない。あくまでそれを操る主人は人間であり、そのバランスを取れるようになろう。自分に自信を持とう。
神は朗らかな者を祝福し給う。楽観は自分だけではなく、他人も明るくする。
ユダヤ教では豚肉を食べることを禁じているが、それでもハムを食べる様になったら美味しく食べるようにと言われている。迫害を受け、自分たちの国がなくなってもユダヤ教が残っているには、その様な楽観性が重要なのだと改めて感じました。
世界で最も不幸な人間は、自分を意識することが過剰な人間である
世の中の人はあなたが思っているほど、あなたに興味がないということ。だからこそ、もっと自由に生きていいし、昨日の自分と大きく変化しても、誰も正直興味ないよという言葉に感じた。
失敗をすることに極度に恐れがある人は、それこそ自分に意識が向きすぎている。どう思われるかという事に恐怖を感じているかもしれないが、あまり興味を持たれていない。だからこそ、あなたの舌に私はわからないという言葉を一生懸命教えなさい。という言葉にあるように知ったかぶりをする事が恥であり、理解しようと心がけることが重要である。
欠点について指摘された場合にも、これが自分の性格ですと開き直るのではなく、自分の欠点が直せないといっても、自己を向上させる努力を諦めてはならない。ということが重要。
日本は非常に他責社会であり、自分で自分達の社会が変えられないと思っている若者が多い。
自分の欠点を探すのに熱中しているものは、他人の欠点が見えない。他人の欠点を探すのに熱中している者は、自分の欠点が見えない。
正しいことを学ぶより、正しいことを行う方がはるかに良い
ラビという賢人と呼ばれる人たち、イメージとして牧師さん達のイメージのように感じますが、その様な偉い人たちに対しても様々な戒めがあります。それらが本を読むだけで考えないのなら、いくら読んでもロバが本を大量にのせて歩いているのと変わらない。ということ、本を読むことをとても重要視しているユダヤ教の人々ですが、それよりもどう行動するかが重要視されている点が、頭でっかちにならずに、行動に結びつけて実際に社会を多く動かした人々を輩出するきっかけになったと感じます。
真実を話して何が得になるか。何を話したか覚えている必要がないことである。
嘘をついている人の話を聞くと、徐々に辻褄が合わなくなることが多くあります。そのエピソードが頭にすぐ浮かんてきました。記憶力がよほどないと嘘をつき続けることはできません。ただ言う必要のないこともたくさんあります。モーセの十戒を守ることは正義のためにするのではなく、生きやすく、暮らしやすいために便利だから行うのだという考え方に深く納得しました。
まとめ
今回はユダヤ教の格言について紹介しました。
様々な格言がありますが、読んでいると今の自分に必要な言葉が書かれていると言う点では、
ユダヤ人の人々の討論の能力の高さや、それを書物として残しておくことが素晴らしいと感じました。
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