今日誕生日の人おめでとう!
どーも作業療法士のジュゴンです!
今回は、療育や認知症のリハビリで使えるボードゲームについて紹介していきます。
日々のレクリエーションや遊びを考えるのが大変!
もう少しただ遊んでるだけではなく、リハビリの要素を取り入れたい!
そんなあなたに記事を書いています。
結論!数字、色、形の概念を理解できるか、バランスなどで遊ぶゲームが取り入れやすい。
それでは具体的に5つのゲームを紹介します。
ボードゲームを行う効果について
ボードゲームには様々な種類がありますが、目的に応じて使い分けることが重要です。ざっくりと分類するとバランス感覚を養うもの、数字の理解や状況判断を行うもの、色・形などの概念の理解を促すもの、立体の形を想像するトレーニングをするもの、ルールなどを理解して他者と協調するもの、記憶を保持する訓練になるものなどがあります。
ボードゲームは特に楽しみながら行えるところが大きなメリットであり、既に多くの人がやったことのある将棋・麻雀・オセロだと力の差が大きく、なかなか初心者が勝つことが難しく、みんなで楽しむという目的が達成されないことがあります。その為、今回紹介するゲームなどは運などの要素も含んでいるので、楽しみながら行うことが出来ます。
オススメ!ボードゲーム5選
ウボンゴ!
平面でテトリスをするようなゲームとなります。4人が同時に行うことができ、3つのピースを使うか、4つのピースを使うかで難易度が変わります。立体認知や試行錯誤を繰り返す能力を身につける事がこのゲームでは養えます。
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スティッキー
サイコロの出た目に合わせて、3色の色と太さ違う棒を一本ずつ抜いていくゲームとなり、倒した人の負けです。昔、砂場やグラウンドで行ったことがある人もいるかもしれませんが、砂の上に1本の木を立てて倒した方の負けというゲームに似ています。
色や太さの概念を理解しようとしている小さな子に行いながら、バランス感覚を養うことが出来ます。
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ナンジャモンジャ
カードに書かれたモンスターに名前をつけていきながら記憶し、同じモンスターが出てきたらその名前を早く言った人が勝ちというゲームです。様々な可愛いモンスターが登場してくるところや、名前をつけるという想像力を発揮することで、コミュニケーションの活性化を促す事ができます。また他社がつけた名前についても覚えることで、他者に関心を示すことや記憶などを活性化することにも役立ちます。
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ハリガリ
1〜5の数で描かれた4種類のフルーツの絵カードをめくっていき、その場に出ているフルーツの数が5になった時に、前にあるベルを一番最初に鳴らすことが出来た人が勝ちです。
数字を理解することや、足し算などの計算を素早く行うこと、そして早くベルを鳴らすための瞬発力が必要となります。またカードを捲る際には、ボードゲームめくりといって、最初に自分が見えるのではなく、相手が先に見えるように素早くめくるなどの他者への気遣いなども必要です。勝敗にこだわることはとても良いことですが、ズルをしないみんなで楽しむという事をしっかりとルールを守ることで伝えていきましょう。
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キャプテン・リノ
サイのリノをできる限り高いマンションに住まわせてあげるために、カードでマンションを建設していくゲームです。つまんだり離したり指先の細かい動作が必要になることや、バランス感覚などが必要となります。徐々に高くなっていくことで椅子などを用いて積み上げていくなど、やっている本人が自分の体をどのように支えるのかという部分も重要なポイントです。姿勢保持の能力についてもしっかりと見ていきましょう。
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まとめ
今回はリハビリの場面で使えるボードゲームについて紹介していきました。
このまま使う必要性はなく、様々なアレンジをそれぞれに行ってもらうといいと思います。
一つの参考として多くの引き出しを持つことが強みになると感じます。
それではみなさんにとって素晴らしい1日になります様に!