きょう誕生日の人、おめでとう!!!
どーも作業療法士のジュゴンです!
今回は、理学療法士・看護師よりも作業療法士になることを勧める3つの理由について紹介します。
高校3年生になって将来どんな仕事に就きたいのか、今から3年後、4年後の人生を選択するのってすごく大変ですよね。数ある医療職の中で看護師・理学療法士・作業療法士で悩まれる人はとても多いです。作業療法士は飽和状態でなっても給料が安い、就職が選べないと聞くこともあると思います。
看護師さんと作業療法士は実は近い部分があります。それは作業療法士はその人のできなくなった生活を再構築して、再度自分の力でできる様にするという点では、病棟での生活にとても密着していて、元々の作業療法士という学問をもっと深めようとアメリカで協会を作ろうと立ち上がった6人のメンバーの中にも、精神科の看護師さんがいたぐらいです。
今まで多くの看護師さんたちと共に働いてきた中で作業療法士が、作業療法士になることをお勧めする3つの理由について紹介します。
結論:今後も作業療法士は社会から求められ続けます。そして、夜勤がなく、血を見たくないという人には作業療法士をオススメします。
それでは詳しく説明していきましょう!
理学療法士・作業療法士の需要推計についてを聞くだけで不安になるのは要注意!作業療法士は今後も必要とされる理由は発達・精神障害領域の増加
作業療法士と理学療法士が飽和していくのではないかという点について、国が出している発表の中で「理学療法士・作業療法士の需給推計(案)においては、PT・OTの供給数は、現時点においては、需要数を上回っており、2040年頃には供給数が需要数 の約1.5倍となる結果となった。」という文章が最も不安を掻き立てているのではないかと思います。でも増えているのは理学療法士の養成校だけです。しかし最近ではストレス社会で精神疾患を患う人や、発達障害と診断される人々が増加しています。国が出した統計では理学療法士と合わさった数値になっていますが、そのような領域はまだまだ作業療法士の役割が必要となっていきます。給料についても作業療法士が全くいなかった時代のように高くはありませんが、研究・教育・起業など必ずキャリアアップする方法はありますし、国の平均所得以上は多くもらっています。
作業療法士を目指すべき3つの理由
夜勤がない
まずは一つ目は夜勤がないという点です。どうしても交代制の勤務があることで体調を崩しやすく、本来であれば健康を管理するべき医療従事者が体調を崩してしまう可能性もあります。また出産・育児などで日中しか働けない際には夜勤手当がもらえないことで給与ダウンも予測されます。
注射しなくて良い(血を見なくて済む)
これは作業療法士と看護師で悩んだ末に、作業療法士を目指した友人たちの多くが言っていました。もちろん慣れる部分もあるのでしょうが、様々な傷への処置などでグロテスクな部分を見る機会も増えます。
個人の発想力を柔軟に発揮できる
看護師さんは学生時代からそうですが、集団での実習を行い病棟という一つのチームで連携して働くことが求められます。日中にやれたことを夜勤を担当している人が全く知らないという場合には、患者さんに十分なケアが行えなくなります。その点作業療法士が患者さんを担当する際には、チーム単位ではなく個人でその患者さんを見ることが多いです。もちろん新人の時にはアドバイザーとなる先輩がついたり、先輩と共にリハビリに入って見学しながら徐々に実践力を高めていくという教育システムをとっている施設が多いです。
まとめ
今回は作業療法士になる事が不安で、看護師と作業療法士どちらになろうか悩んでいる人に対して、作業療法士になることを勧める理由について3つのポイントをお伝えしました。既に入学前から将来を考えている時点でとても素晴らしいと思います。ぜひ、作業療法士養成校に入学後も将来出会う患者さんをイメージして一つずつ勉強していただけると、より良い作業療法士になれると思います。頑張りましょう!
それでは、今日も素晴らしい1日を!